【Hyper-VのUSBパススルー制限に嵌った】Windows10のHyper-VゲストOSではUSBパススルーはできない

2021年6月5日、題名を変更したよ。

出来なかったことをブログに認めるのも備忘録になると思い、失敗事例もあげておきます。

実現したかったこと

Windows10 ProのHyper-V上にKali Linuxをインストール。

Windows10 Proホストに挿した、Panda Wireless PAU05をUSBデバイスとして認識させ、Monitorモードで操作する。

イメージは、図1となります。

図1 Kali Linux on Windows 10 Pro

これがWindows10 ProとHyper-Vの組み合わせではできなかった。

注) Hyper-Vの仮想スイッチマネージャーを使って、Panda WirelessをVM上でeth0として認識、ネットワーク接続はできます。今回は、USB接続してwlan0として認識し、Monitorモードで利用しかったというお話です。

WifiアダプタのMonitorモードとは、近辺で利用されている2.4Ghz/5GhzのWirelessネットワークを見える化する特殊なモードです。

Windows Server系OSであれば、可といった記事も読んだが検証はしていない。

解決策

ホストOSからのUSBパススルーをサポートする以下の方法があります。

  • Vmware Worstation Pro(有料)
  • Oracle VirtualBox + Extension Pack(個人利用であれば無料)

個人利用なので、VirtualBox一択ですね。

これから、Kali Linuxを使って色々Happy Hacking勉強をしていく予定です。

本ブログにも関連記事を掲載していく予定なので、お楽しみに。

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